いのちなりけり / 葉室 麟
鍋島家と龍造寺家の因縁、水戸藩と鍋島藩の関係、幕府と朝廷、島原の乱の天草四朗などの話を織り交ぜながら、幕政に不満を抱く朝廷側の中院通茂卿そして水戸光圀と佐賀支藩の小城藩主鍋島元武に対峙する将軍綱吉と大老堀田正俊亡き後暗躍する柳沢保明に抗う雨宮蔵人の生き様が描かれていく。
水戸光圀や助さん格さんに当たる人物も登場する。黄門様とは違って、権力欲が強く好色で非情な人物として描かれていて驚きました。
小城鍋島初代藩主・元茂から二代藩生直能によって造られた名庭園「小城公園」から
須賀神社 - 深川家住宅 - 祥光山星巌寺(じょうこうざんせいがんじ)へ。
【須賀神社】
須賀神社 一の鳥居
正和5年(1316年)、下総(千葉県)から小城に下向し、千葉城を建造した千葉胤貞が建立したといわれ、境内から美しい街並みを一望できます。市民には「祇園さん」の名で親しまれ、毎年7月には山挽祇園も。真下にはゲンジボタルが飛び交う祇園川が流れています。
須賀神社に行くには、153段の階段を上る。50段ごとに、少し広くなっているので、2度小休止できるようになっています。
祇園川を渡った麓の二の鳥居と神門から一直線に上る急峻な石段が社殿まで繋いでいます。
二の鳥居と神門
石段の途中の三の鳥居は、肥前鳥居です
小休止で、街並みを望む
社殿
宝貴稲荷神社 - 社殿向かって右手に鎮座。保食神を祀っています。
須賀神社の階段を登り、右へ曲がって暫く進むと千葉公園(千葉城)に到着します。
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