皇室にゆかりの深い香椎宮
天皇の使者が遣わされる10年に一度の勅祭
香椎宮の格を今に伝えるのが、奈良時代から続く勅祭。天皇陛 下の名代として遣わされる使者・勅使を迎え、祭祀が斎行される。この勅祭が行われる神社は、伊勢神宮に加えて全国で16社しかなく、九州ではここ香椎宮と 宇佐神宮のみ。これまでに香椎宮では138回の勅祭が行われてきた。長い歴史のなか、現在は10年に一度となり、今年がちょうどその年。色あざやかな装束 に身を包み参進する行列や、遠くに聞こえる厳かな祭文奏上、神々しい雅楽の音色に触れるだけでも、神聖な気持ちになれるもの。はるか天平の昔より受け継が れてきた由緒正しい神事、めったに見ることのできないこの機会に香椎宮を訪ねてみよう。
(福岡・博多おもてなし観光ガイド 「福ぶっく」より)
平成27年10月9日
参進開始 10:00〜
見学可能場所:参道、休憩所、綾杉周辺
鳥居前に御幣物が準備されていました。
昨年 御屋根修理された、総欅造桧皮葺の堂々とした楼門。
神職、参列の方々が社殿に向かわれる。
参進開始 10:00〜。 視線が楼門に。
御幣物を捧持した隋員と楽人を従えた勅使が本殿へと参進。
セコメントをする