グッドデザイン九州2022展覧会
九州初となるグッドデザイン賞にまつわる展覧会で、九州産のデザイン76点の作品を実物やパネルで展示されています。

長崎県東彼杵郡波佐見町で器づくりを行い、数多くのグッドデザイン賞を受賞している「白山陶器」の作品展示コーナーも登場。

1960年グッドデザイン賞受賞の「G型しょうゆさし」をデザインした陶磁器デザイナー森正洋氏が手がけた作品、約20点を時系列的に展示する。長きに渡り愛用され続けているロングライフデザインを体感できます。

　　　　　　　　　　　　

たくさんの展示から、出身地熊本関連のものを紹介します。

受賞対象名： 飴菓子 [ボンタンアメ]　2016年受賞

セイカ食品では大正13年にボンタンアメを創製し、今年で92年、その間パッケージデザインや原料・製法はほとんど変わっておりません。

受賞対象名： 建築 [熊本城特別見学通路]　2020年受賞
まちのシンボルである熊本城の復旧工事をクローズした工事ではなく、被災した城内で文化財の復旧過程をリアルに見る事が出来る建築を実現させる計画である。

受賞対象名： 床固工 [瀬の再生と土木遺産の再現【八の字堰】]　2020年受賞
アユ等魚類の産卵場として重要な瀬を再生し、多様な生物の生息環境の創出を図ると共に加藤清正築造の「八の字堰」の知恵を取り入れ、石組構造によりかつての「八の字堰」を再現した。

地元福岡関連です。

受賞対象名： 屋台 [Telas&mico 屋台]
福岡市の屋台公募第一回目の挑戦と言うことで、今までの屋台構造とは全く違う発想からスタートさせました。一般的な屋台とは違った躯体構造を鉄とアルミで構成し、従来型よりも耐久性を上げています。

受賞対象名： オフィス併用住宅 [テツシンデザインリユースオフィス／ハウス]　2022年受賞